社会貢献する「プロボノ」と呼ばれる活動が、弁護士の間で徐々に広がっている。

NPOや社会起業家を支援 「ビジネス弁護士」が広げる「社会貢献」ネットワーク http://buff.ly/1PtGPsu

そのグループの1つが、「BLP-Network(Business Lawyers Probono Network)」だ。BLPNに所属する弁護士の多くは、ふだん、企業間の契約や紛争、M&Aや知的財産関連分野など「ビジネス法務」をフィールドとして活動している弁護士たち。ビジネス法務で培った知識や経験を生かして、NPO法人やソーシャルベンチャーに対して、法的サービスの支援を行っている。
企業法務を専門とする弁護士たちが、なぜ、このような活動に取り組むのだろうか。「BLP-network」代表の渡辺伸行弁護士と副代表の大毅弁護士に聞いた。(取材・構成:‎藤井智紗子)

●「やりたいことは明確」だけど「知識やリソースがない」人たちを支援

――支援を求める声は増えているのでしょうか。
渡辺:BLPNの活動が徐々に知られてきたかな、という印象です。我々が対応しているNPOやソーシャルベンチャーはどちらかというと、ゼロからお金と人を集めて立ち上げるというケースが多いのですが、そうした人たちは、知識やリソースのないまま目の前の事業に突き進んでしまいそうになることがあります。
社会の問題を解決したいという志ある社会起業家が「法的な問題」で悩んでいるとき、我々の支援によって彼らのやりたいことが実現し、それが社会貢献につながっていけばと思っています。
――今後は、どんな展望をもっているのでしょうか。
渡辺:BLPNの活動を多くの人に知ってもらい、支援のニーズが高まっていけばいいなと考えています。また、プロボノは、職種に関係なくできるものなので、いろいろなプロボノの活動をする人がいて、ニーズを伝え合い、お互いがよりスムーズに支援できるようになれば、よりよい社会貢献のインフラができるのではないでしょうか。 

企業法務だけ別ということはありません。目指していることは同じで、「日本をよくする、社会をよくする」ということです。弁護士について「人権畑」「企業畑」とも言われますが、二元論ではないと思います。 


プロボノって言葉を初めて知りました。
皆様はご存知でしたか?

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